「俺はやってない」|モラハラでよくある否認とガスライティングの構造

あ行

今回のモラ語は、

俺はやってない

です。

この系統は

責任回避型(記憶改ざん系)

に当たるかと思われます。

目撃者がいても・証拠があったとしても、

なぜかとにかく“やっていない”ことになる魔法の言葉。

では、ゆるり見ていきましょう。

生体図鑑は現在整備中です。こちらもゆるり進めていきます。

まず前提として

暴力・無視・物にあたる・脅迫など、そのレベルに入るものは別枠です。

それらは、物理的距離をとることがが最優先かつ唯一の防御となります。

逃げてください。

また、このセリフを言う人全員がモラというわけでもありません。

本当にやっていないケースもあります。

ただし。

毎回これで会話を打ち切る場合は要注意。

「俺はやってない」と繰り返される場合、

モラハラの否認型パターンに当てはまる

ことがあります。

会話のシチュエーションを見てみましょう

何この飯…

昨日、“今日はお惣菜でいい”って言ったよね?だから買ってきたんだけど…

は?いつそんなこと言った?俺は“温かい手料理が食べたい”って言ったんだよ。勝手に脳内変換するのやめてくれない?

え、でも今日私は残業が確定してて、それを伝えた時に確かに…

俺は言ってないんだ。

お前のその俺を悪者に仕立て上げようとするその性格、本当に病気だよ。

一回病院行ったら?

※俺は言ってない=俺はやってない

ここで何が起きているのでしょうか。

一見すると

単なる“言った/言わない”の食い違いに見えます。

記憶違いかな?
伝わり方の問題かな?

で済みそうに見える。

でも、よく見ると

問題は「記憶」ではありません。

問題は、

事実そのものを消していること。

さらに、

  • 相手を悪者にする
  • 性格否定にすり替える
  • 話題を人格攻撃に移す

ここまでセットになると、

これは単なる否認ではなく、心理学的にガスライティング構造に近い状態になります。

このタイプの系統は?

① 責任回避系

とにかく“自分はやっていない”。

事実よりも「自分の無罪」が優先

② 評価すり替え系

「お前が変だ」
「病気だ」

話題を“出来事”から“あなたの人格”を否定する言動へ移動。

③ さらに地味に効いてくるポイント

繰り返されると、

あれ…?ほんとに私が間違ってたのかな?

が始まります。

これが一番怖い。

なぜこんなことが起きるのか

心理学的には、先ほども触れましたが、ガスライティングと呼ばれる構造に近いことがあります。

ガスライティングとは、

相手に
「自分の記憶や認識が間違っているのでは?」
と思わせる心理操作。

彼らにとっての「真実」とは客観的な事実ではなく、「その瞬間の自分にとって都合がいいこと」です。

なので、都合の悪いことは真実ではなく、それを言い出した「お前が悪い」という主張になります。

彼らの脳内にある“脳内ワールドルール”が絶対というワケです。

その世界の住人にならない限り、理解も納得もできません。

つまり、このモラ語は何のために使われるか

目的はひとつ。

自分の優位を保つため。

謝らないため。
責任を持たないため。
立場を下げないため。

真実がどうであったかなどどうでもよく、自分さえよければそれでいいのです。

もちろん「話し合い」をする気もありません。

よく見てみてください

本当に“話し合い”をしたい人は、

「え?そうだった?ごめん」

と言えます。

毎回、

  • 俺はやってない
  • 言ってない
  • 覚えてない
  • お前が変

になるなら、それは彼らの脳内世界の構造です。

どうする?

理解しようとしなくていいです。

分かり合えない前提でいい。

肯定もしない。
否定もしない。

ああ、そうなんですね

で終了。

これは負けではありません。

自分を守る行為です。

ひと休みメモ

心のシャッターは基本、閉じましょう。

閉店ガラガラ~

モラ傾向の人は相手の反応が大好物

怒りも涙も説明も証明も、全部彼らのエネルギー源。

だから反応は最小限。

いわゆるグレイロック法という対処もあります。

これも後日別記事にできればと思います。書きたいことがありすぎる。

まとめ

「俺はやってない」は、真実を消し去る魔法の言葉。

でも、あなたの感覚までは消せません。

証明よりも、まず自分の認識を守ること

ここが崩れなければ、巻き込まれにくくなります。

モラ語は「あなたを屈服させたい」というサイン。

こいつ攻撃しても面白くないな、と思わせるのも防衛法ですよ!