今回のモラ語は、

誰の給料で飯が食えてると思ってんだ
です。
系統は
経済マウント型(比較・序列系)
に該当するかと思われます。
モラハラ界の「クラシック(古典)」でありながら、今なお現役バリバリの凶悪なセリフとなります。
一見すると「事実確認」のようですが、実際には
上下関係を固定するための言葉
です。
では、ゆるり見ていきましょう。

図鑑は現在整備中です。こちらもゆるりと行っています。
まず前提として
家計を支える人がいるのは事実です。
収入を得ることも、家事をすることも、どちらも生活を回すための役割です。
しかし、
この言葉は“事実”の話ではありません。
立場を使って黙らせる構造があるかどうかがポイントです。
「誰の給料で飯が食えてると思ってる」と繰り返される場合、それはモラハラにおける経済マウント型の典型パターンです。
危険ライン
この言葉に+して
が加わると、、経済的DVの領域に近づきます。
その場合は、構造とかよりも身の安全の話。
暴言・暴力・無視・物に当たる・脅迫・経済締め付けなどの物理的攻撃は、当サイトでは

すぐ逃げて
案件です。
会話のシチュエーション

その言い方ちょっとキツくない?

は?誰の給料で飯が食えてると思ってんだ

え?飯??えっと、今は言い方の話で…

俺が稼いでるおかげで今の生活があるんだろ。
お前が何か指図できると思うなよ
ここで何が起きているのでしょうか。
一見すると
「事実」を言っているように見えます。
確かに、収入はある。
数字もある。
だから正論に見える。
でも、よく見ると
論点がすり替わっています。
話題は「言い方」や「態度」だったはず。
それが、
“誰が養っているか”の話に移動している。
これは、
の三点セット。
このタイプの系統は?
① 序列固定型
「上」と「下」を作る。
稼いでいる側=上
収入がない側=下
という構図を固定。
② 経済マウント型
お金を“武器”にする。
生活費は共同生活のためのものですが、
それを
支配権の証明に使う。
③ 感謝強制型
「食わせてやっている」
という言外メッセージ。
常に感謝していろ、という圧力。
なぜこの言葉が使われるのか
目的は単純です。
立場を揺らがせたくない。
彼らの頭の中では、家庭は協力体制ではなく、「江戸時代」になっています。
モラ=領主様であり、皆を生かす全知全能の存在
あなた=農民。領主様に年貢を納め生かしてもらっている存在
という扱いなんです。
つまりは、このセリフが出た瞬間、彼は「夫(パートナー)」ではなく、
「一時的な権力者モード」
に変身しています。

返信というよりは「擬態」ですけどね
対等な話し合いは成立しません。
「金」という物理的優位を使って黙らせる、非常に単純な構造です。
つまり、このモラ語は何のため?
相手を黙らせるため。
正しさを競うためではありません。
上下関係を確認するための一撃。
これが本質です。
言われ続けるとどうなるか
でもですよ。
家事も育児も精神的ケアも、全部“生活を回す労働”。
給料が発生していないだけ。
価値がないわけではありません。

むしろ、それがないと生活は回らないんですよ
どうする?
反論しないほうがいい場面もあります。
なぜなら、これは議論ではなく序列確認行為だから。
「そうですね、いつもお仕事お疲れ様です。」
で終了。
心の中では、

おっと、ここで出ました!江戸時代もびっくりな圧力政治!
今は令和ですよ?
と実況。
これは負けではありません。
自分を守るための撤退です。
ひと休みメモ
モラ傾向の人は、
「反応」が大好物。
怒る
泣く
反論する
全部エネルギー。
だから、心のシャッターは閉めておくのが吉。

信頼できる人にだけシャッターは開放すればよし!
まとめ
「誰の給料で飯が食えてると思ってんだ」
は、お金の話ではありません。
立場の話。
そして、あなたの価値はお金なんかでは測れません。
収入の有無や大小は役割の違い。
人間の上下ではない。
ここを忘れないことが、巻き込まれない第一歩です。

このセリフを言う人って、多分「お金」以外に勝てるところないんです。
だから、焦ったときは確実に勝てるカードを切ってきてるだけです。


