今回のモラ語は

気にしすぎ
です。
このモラ語は、当サイトの生体図鑑では
無力化系
に分類されます。
その中でも“相手の感覚を過剰扱いして無効化する”
感覚否定型と言えるでしょう。
一見すると、
「考えすぎだよ」
「そんなに深刻じゃないよ」
という、やさしさやフォローのようにも聞こえます。
ですが実際は、
相手の「心の受信アンテナ」を「故障」と決めつけることで、
自分の「発信内容の汚さ」をチャラにする
そんなズルい一言です。
今日はこの言葉を、ゆるり考えていきましょう。

生体図鑑は準備中です。こちらもゆるり進めていきます。
前提
暴言・暴力・物に当たる・経済的締め付け・無視
など、物理的・生活的に危険がある場合は、
構造分析よりも安全確保が最優先です。
当サイトではそれは

すぐ逃げて!!
案件です。
また、このセリフを言う人全員がモラハラというわけでもありません。
一度言っただけ
感情的になっただけ
本当に心配して言っているケースもあります。
実際の会話例を見てみましょう

お前、最近ちょっと顔が丸くなった?
アンパンマンみたいでかわいいなw

…そういう容姿を揶揄する言動はやめてほしい。
傷つくわ。

は?ちゃんとかわいいって褒めてやっただろうが

あなたにとっては楽しい冗談でも、私にとっては嫌なの

はぁ…お前が気にしすぎなんだよ。
そんなんじゃ、これから先何も言えなくなるわ(ため息
よく観察してみましょう
さきほどの会話、どうでした?
ちょっと“ん?”ってなりませんか?では、少しだけ掘り下げてみましょう。
一見すると
ただのフォローやなだめに見えます。
「深く考えすぎないで」
「もっと楽に考えよう」
というメッセージにも見えます。
なので一見すると、

え、私が気にしすぎなの?
と、自分の受け取り方に自信がなくなりそうになります。
でもよく見ると
元々の話は
デリカシーのない発言
についての話でした。
しかしこの言葉が出た瞬間、
話は
それをどう感じたか
↓
感じすぎているあなたの問題
へと変わります。
つまり
事実の話
↓
感覚の話
↓
感覚が過剰な人の話
にすり替わっています。
これがこのモラ語の特徴です。
類似モラ語
似ているモラ語に
「考えすぎだって」
「被害妄想じゃない?」
があります。
どれも
相手の感じた違和感を
“過剰”として処理する
という共通点があります。
どうする?
このモラ語に対して
「いや気にしすぎじゃないし」
「ちゃんと理由があって」
と説明を重ねても、
あまり前に進みません。
すでに相手は
事実ではなく、あなたの感じ方に話を移しているからです。
なので

そうですね、私は気になります。
と、静かに宣言するくらいで十分です。
それでも続くようなら

あらあら、ムキになって立場を保とうとしてるわ
くらいに思っておくと、少し楽になります。
まとめ

気にしすぎ
この言葉は、
相手の中で起きた違和感や引っかかりを
“ちょっと大げさなもの”として扱いながら
そっと話の主導権を回収する言葉です。
何が起きたかではなく
どう感じたかに焦点をずらし、
最終的には
感じているあなたの問題
に仕立てています。
自分の感覚の方を疑ってしまうと
じわじわ削られる言葉でもあります。
だからこそ、うまく受け流せるくらいの距離感で見ておくと、
少しだけ楽になるかもしれません。

本当はモラは、自分の言動のマズさに気づいてます。
だからこそ、あなたのせいにしたくて仕方ないんです。


