今回のモラ語は

普通はこうだろ
です。
このモラ語は、当サイトの生体図鑑では
同調圧力系
に分類されます。
その中でも
“多数派を装って正当化する”
多数派装い型 と言えるでしょう。
一見すると、
「一般論」
「社会常識」
「当たり前の確認」
のようにも見えます。
しかし実際は、
“普通”という曖昧な基準を盾にして、あなたを少数派に追いやる言葉です。
今日はこの言葉を、ゆるりと分解します。

生体図鑑は現在整備中です。こちらもゆるり進めています。
前提
暴言・暴力・物に当たる・経済的締め付け・無視
など、物理的・生活的に危険がある場合は、構造分析よりも安全確保が最優先です。
当サイトではそれは、

すぐ逃げて!!
案件です。
また、このセリフを言う人全員がモラハラというわけでもありません。
一度言っただけ、
感情的になっただけ、
本当に誤解のケースもあります。
ただし。
このモラ語で話が終わるのが続く場合は要注意。
「普通はこうだろ」で毎回議題が封じられるなら、それは
多数派装いパターン
に当てはまることがあります。
何が起きているのか
「普通はこうだろ」は、
ための言葉です。
厄介なのは、
“普通”の定義が存在しないこと。
誰の普通?
いつの普通?
どこの普通?
曖昧なまま出されるので、反論しづらい。
でも実態は、
「俺の基準に従え」
という一方通行の命令です。
彼らにとって「普通」とは、客観的なデータや世間の総意ではありません。
「たった今、俺が思ったこと」
の別名です。
会話シチュエーション

さっきの言い方、ちょっと冷たくて悲しかったな

はぁ? 普通は、あれくらいで悲しいなんて思わないぞ。
お前が情緒不安定なだけだろ

でも、私は嫌だったの

そんな些細な感情に振り回されてるの、お前だけだぞ。
もっと普通に考えろよ。
「普通」が2回も出てます。
そして、あなたは一瞬、
と揺らぐ。
これこそがモラハラ人間の狙いです。
よく観察してみましょう
一見すると
にも見えます。
でもよく見ると
彼らが『普通』を持ち出すのは、自分の意見に自信がないからなんです。
でも、それを押し切りたい。
だから、架空の応援団を呼んでいるだけ。

本当は一人なのにねぇ…
そして、モラハラ人間ですら本当は
「あれ?よく考えたら違うよな」
と思うような意見でさえも
全宇宙共通の真理であるかのようにごり押ししているんです。
「常識」との違い
似ています。
でも違います。
「常識」はある程度共有されています。
「普通」は主観です。
検証不能。
曖昧。
でも強い。
だから便利。
あなたを黙らせるには十分な圧です。
このモラ語の本音
彼らが恐れているのは、
自分が少数派になること。
自分の考えが否定されること。
だから“多数派”を召喚する。
「みんなそう」
「普通はそう」
「世間ではそう」
でも、その“みんな”は目の前にいません。
実際は、自信のなさの裏返しであることも多いのです。
彼らが「普通」を持ち出すとき、それは自分のロジックが
「個人的で、独りよがりで、脆弱である」
と認めているようなものです。
むしろ“普通を押しつけている”のは誰か
あなたは、

私は嫌だった
と言っただけ。
それを
普通じゃない
ズレている
空気が読めない
に変換したのは誰でしょう。
「普通」は、武器ではありません。
どうする?
“普通論争”に乗らない。
その応援団(モラの言う普通)の正体を暴こうとせず、無視していいんです。
だって、そんな人いませんから。
普通かどうかの話じゃなくて、私はこう感じた。
と議題を戻す。
それでも「普通は」「普通は」って必死になってたら

あなた様の後ろ、誰もいませんよ?
と、脳内でクスっと笑っておきましょう。
少し引いて見る。
煙幕を吸わない。
見えない相手と戦わない。
それだけで、巻き込まれにくくなります。
説得は不要です。
あなたの感覚を大切にしましょう。
ひとやすみメモ
モラ傾向の人は「反応」が大好物。
怒る
泣く
必死に説明する
全部エネルギーになります。
「普通はこうだろ」と言われたら、
普通を証明しようとしない。
静かに自分の立場を置く。
それでもダメなら、静かに引く。
これが一番効きます。
まとめ
「普通はこうだろ」は、
自分の意見を“社会”に偽装する言葉。
直訳すると、
「俺の基準に従え」
です。
本当に“普通”かどうかは問題ではありません。
問題は、
あなたがどう感じたか。
下手に議論すると、今度は
「お前の親(育ち)が悪い」
「それくらい常識だろ」
などに派生しやすくなります。
何を言っても

俺を否定することは、世の中すべてを否定することだと思え
という考えてなんですから、むしろ「普通」が合わないのは当たり前なんです。

自分の「普通」、大事にしていきましょうね。



